40代フリーランス、最初の壁は「仕事がない」

「これからはフリーランスで生きていく…!」
派遣切りに遭い、正社員の道も閉ざされた俺は、覚悟を決めてフリーランスになることを選んだ。
スキルはある。デザイン歴10年以上。これで食っていけるはずだ——そう思っていた。
だが、現実は甘くなかった。
フリーランス初心者が直面する「案件ゼロ」

フリーランスの仕事はどうやって取るのか?
まずはクラウドソーシングサイトに登録。CrowdWorksやLancers、クラウディアにプロフィールを作成し、片っ端から案件に応募した。
だが、返信はほぼゼロ。
**「経験豊富な40代デザイナー」**という肩書きも、クラウドソーシングでは通用しなかった。
応募しても応募しても「不採用」通知ばかり

応募した案件は20件以上。
毎日、仕事を探して提案文を送るのが日課になった。
だが、返ってくるのは**「今回は他の候補者を採用しました」**という冷たい文面ばかり。
「俺のキャリアって、そんなに価値がないのか…?」
正直、心が折れかけた。
40代フリーランスに必要なのは「スキル」ではなく「信頼」

このとき初めて気づいた。
40代でフリーランスになっても、実績がなければ仕事は取れない。
企業は「この人に頼んで本当に大丈夫か?」を重視する。
信頼と実績がゼロの新人フリーランスには、スキルだけでは足りなかった。
絶望から学んだ「案件獲得」のための3つの戦略

苦戦の末、俺が実践して効果を感じた3つの案件獲得法がこれだ。
① プロフィールを「クライアント視点」で書き直す
最初は自分の実績ばかりアピールしていたが、
「この人に頼めば、どんなメリットがあるのか?」 を明確に伝えるように変更。
例:
❌「デザイン歴10年」
✅「UI/UXデザインでCV率を20%向上させた実績あり。クライアントの売上改善に貢献」
② ポートフォリオサイトを作成して「見せる営業」
無料ブログ(WordPress) で簡単なポートフォリオサイトを作り、提案時にURLを添付。
画像だけでなく、案件の背景や成果を説明することで信頼性が上がった。
③ 「実績0でもOK」な案件に挑戦する
最初は低単価でも実績作りを優先。
リピーターになってくれれば、単価交渉もしやすくなる。
数千円の案件でも実績が増えれば、信頼が積み上がる。
希望の光:「初案件」を取ったときの話

そして、ある日。
「初心者歓迎!バナー制作」という案件に応募し、ついに初めての受注通知が届いた。
報酬は3,000円。
金額だけ見れば大したことはないが、俺にとっては**「フリーランスとして生きていける」**という希望だった。
まとめ:40代フリーランスが案件を取るために必要なこと
✅ 1. クライアント視点のプロフィール作成
✅ 2. 実績をアピールできるポートフォリオサイト
✅ 3. 小さな仕事から信頼を積み上げる
フリーランスは、スキルよりも「信頼」を売る仕事だと痛感した。

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